穀雨 [あれこれ]
2024年4月19日は、 二十四節気の 穀雨 の日です。
この日、太陽が黄道座標(黄道に沿う座標)において黄経30度の点を通過します(23:00 JST)。春分点から黄道に沿って測って30度の位置です。
みかけの天球においては、この穀雨の日の午前1時に太陽の赤緯(赤道座標における緯度)が11度10分となって、天球の北半球を日に日に北上します。
金星は今年6月4日の外合まで明けの明星です。
参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=hJiH095uLi4
二十四節気、次の節目は5月5日の立夏です.
source→
★国立天文台のページ(2024年[令和6年])★
............................................................................................
清明 [あれこれ]
2024年4月4日は、 二十四節気の 清明 の日です。
この日、太陽が黄道座標(黄道に沿う座標)において黄経15度の点を通過します(16:02 JST)。春分点から黄道に沿って測って15度の位置です。
みかけの天球においては、この清明の日の午前1時に太陽の赤緯(赤道座標における緯度)が5度46分となり、やがて天球の北半球を日に日に北上します。
金星は今年6月4日の外合まで明けの明星です。
参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=hJiH095uLi4
二十四節気、次の節目は4月19日の穀雨です.
source→
★国立天文台のページ(2024年[令和6年])★
............................................................................................
春分 [あれこれ]
2024年3月20日は、 二十四節気の 春分 の日です。
この日、太陽が黄道座標(黄道に沿う座標)において春分点を通過します。同じことですが太陽の黄経が0度となります(12時06分[JST])。
地球から見るみかけの天球において、春分点で黄道と赤道が交差しますので、太陽はこの春分の際には赤緯(赤道座標における緯度)がゼロ度となり、太陽は天の赤道を通過して天球の北半球に入ることになります。
[参考] 「春」の考え方はさまざまで、春分が「春」の始まりとされる場合がありますが(天文学的な春の始まり)、他方で二十四節気の暦の上では先の立春からすでに春の扱いでした。また、気象の観点からは3月1日からが一応春だという見方もあるようです。
金星は今年6月4日の外合まで明けの明星です。
参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=hJiH095uLi4
二十四節気、次の節目は4月4日の清明です(Apr/4/2024 16:02 JST)。
source→
★国立天文台のページ(2024年[令和6年])★
............................................................................................
啓蟄 [あれこれ]
2024年3月5日は、 二十四節気の 啓蟄 の日です。
この日(3月5日)太陽の黄経が345度となります(11時23分[JST])。黄道座標(黄道に沿う座標)で見たときに 太陽が春分点からの経度345度の位置に到達するということです。
みかけの天球においては、太陽は南半球にあり、天球上で日に日に北上しつつあります。この啓蟄の日の午前2時には赤緯(赤道座標における緯度)が -6度03分となります。だいぶ赤道に近づきました。
夜明けが早いことおよび日没が遅くなっていることをはっきりと実感できる頃合いでもあります。一日の昼の長さはこの後も伸びつつ進行します。
金星は今年6月4日の外合まで明けの明星です。
参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=hJiH095uLi4
二十四節気、いよいよ次の節目は3月20日の春分となります。
source→
★国立天文台のページ(2024年[令和6年])★
............................................................................................
雨水 [あれこれ]
2024年2月19日は、 二十四節気の 雨水 の日です。
この日(2月19日)太陽の黄経が330度となります(13時13分[JST])。これはすなわち黄道座標(黄道に沿う座標)で見たときに 太陽が春分点からの経度330度の位置にあるということです。
みかけの天球においては、太陽は南半球にあり、天球上で日に日に北上しつつあります。この雨水の日の午前2時には赤緯(赤道座標における緯度)が -11度38分となります。
二十四節気の上ではすでに春ということになっています。この時期、地域によっては梅の花も開花していることでしょう。しかし体感的にはまだ冬の天候となることもあるかと思われます。なお、今年の場合は特に今週なかばには主に本州以南の太平洋側で大雨の可能性があるとの予報がでています。
日々の日の出時刻は早まりそして日没時刻の方は遅くなってゆきます。一日の昼の長さが伸びつつ進行します。
金星は今年6月4日の外合まで明けの明星です。
参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=hJiH095uLi4
さて、二十四節気、次の節目は3月5日の啓蟄です。
source→
★国立天文台のページ(2024年[令和6年])★
............................................................................................
立春 [あれこれ]
2024年2月4日は、 二十四節気の 立春 の日です。その前日2月3日が節分でした。
この日(2月4日)太陽の黄経が315度となります(17時27分[JST])。これはすなわち黄道座標(黄道に沿う座標)で見たときに 太陽が春分点からの経度315度の位置にあるということです。
みかけの天球においては、太陽は南半球にあり、天球上で日に日に北上しつつあります。この立春の日の午前2時には赤緯(赤道座標における緯度)が -16度31分となります。
二十四節気の上ではこれから春ということにはなりますし、地域によっては梅の花も開花する時期ともなります。しかし体感的にはまだ冬の天候となることも多いかと思われます。
日々の日の出時刻は早まりそして日没時刻の方は遅くなりつつあります。全体として一日の昼の長さは伸びつつ進行します。
なお、太陰太陽暦(旧暦)において、今年の正月はこの後のグレゴリオ暦(通常の暦)2月10日がそれにあたります。
金星は今年6月4日の外合まで明けの明星です。
参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=hJiH095uLi4
さて、二十四節気、次の節目は2月19日の雨水です。
source→
★国立天文台のページ(2024年[令和6年])★
............................................................................................
大寒 [あれこれ]
2024年1月20日は、 二十四節気の 大寒 の日です。
この日太陽の黄経が300度となります(23時07分[JST])。これはすなわち黄道座標(黄道に沿う座標)で見たときに 太陽が春分点からの経度300度の位置にあるということです。
みかけの天球においては、太陽は南半球にあり、天球上で日に日に北上しつつあります。この大寒の日の午前2時には赤緯(赤道座標における緯度)が -20度20分となります。
日々の日の出時刻は早まりそして日没時刻の方は遅くなりつつあり、全体として一日の昼の長さは伸びつつ進行します。他方で、この大寒の前後の時期にその地の年間最低気温を記録する場合が多いという経験則のようなものがありますので要注意です。
なお、太陰太陽暦(旧暦)において、今年の場合、この大寒の日は十二月十日となっています。そして旧暦において今度の正月の元日は、今年、グレゴリオ暦(通常の暦)2月10日ということになります。
金星は今年6月4日の外合まで明けの明星です。
参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=hJiH095uLi4
さて、二十四節気、次の節目は2月4日の立春です。
source→
★国立天文台のページ(2024年[令和6年])★
............................................................................................