大寒 [あれこれ]
2020年1月20日は、 二十四節気の 大寒 の日です。
この日、太陽の黄経が300度となります(23時55分[JST])。すなわち、太陽は黄道に沿う座標において春分点から300度の位置に到達です。
みかけの天球において太陽は南半球にあり、漸次天球上で北に向かって位置を変えて、 大寒 の際には赤緯の値はマイナス20度08分49秒となります註。註: この値は概数です。
二十四節気、次の節目は2月4日の立春です。
さて、 1日の長さは日毎に延びており、ほぼこの大寒の頃合いで日の出時刻は早まりだします。日没時刻はもうすでに日に日に遅くなってきつつありました。地球の公転軌道が楕円であることや自転軌道の回転軸が傾いていることが、こういった微妙なずれの主な理由です。
一方で、金星は宵の明星となっており、2020年の春3月末にかけて、日没後一定時間での地平線からの高度角(altitude)を上げてゆくことになります。この宵の明星は、容易に見える状態においては、おおよそ2020年の初夏5月末まで続きます。
参考映像: https://youtu.be/_jhCAd85dOY
source→ ★国立天文台のページ(2020年[令和2年])★
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