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小寒 [あれこれ]

 
2020年1月6日は、 二十四節気の 小寒 の日です。
この日、太陽の黄経が285度となります(6時30分[JST])。すなわち、太陽は黄道に沿う座標において春分点から285度の位置に到達です。  

みかけの天球において太陽は南半球にあり、先の冬至の際には南回帰線に到達しました。その後、太陽は漸次天球上で北に向かって位置を変えて、 小寒 の際には赤緯の値はマイナス22度35分36秒となります註: この値は概数です。


二十四節気、次の節目は1月20日の大寒です。

さて、この時期 1日の長さは日毎に延びてはいますが、日の出時刻の方はこの小寒の頃が最も遅くなっています。次の節目大寒に近づく頃合いで日の出時刻は早まりだします。地球の公転軌道が楕円であることや自転軌道の回転軸が傾いていることが、その主な理由です。


一方で、金星は宵の明星となっており、2020年の春3月末にかけて、日没後一定時間での地平線からの高度角(altitude)を上げてゆくことになります。この宵の明星は、容易に見える状態においては、おおよそ2020年の初夏5月末まで続きます。
参考映像: https://youtu.be/_jhCAd85dOY



source→ ★国立天文台のページ(2020年[令和2年])★






 
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