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ダーウィンの日記1832年6月30日 [ダーウィンが行く]

ダーウィンの日記(リオ・デ・ジャネイロ)

[日記仮訳]
(1832年6月)30日
町へ色々なものを買いに出かけた。ここでの買い物ほど疲れるものはないだろう。ブラジル人は長々と引き止め、最初法外な値段を吹っかける。彼らは[時間と金という]貴重なものの両方が英国人にとっては等しく無価値なものだとでも考えているのは明らかだ。

[画像]リオ・デ・ジャネイロ..
rio.jpg
『ビーグル号航海記』マレイ社刊の挿絵版(1890年)から

[日記原文]
30th
Went to the city to purchase several things. — Nothing can be more wearisome than shopping here. — From the length of time the Brazilians detain you & the unreasonable price they at first ask, it is clear that they think both these precious things are equally valueless to an Englishman. —

["ダーウィンが行く"について]
このシリーズで扱っているのはダーウィンがビーグル号に乗っている時の日記です。訳文は私的な研究目的に供するだけの仮のものです。普通は全文を訳しますが日によっては原文全文と注釈または抄訳だけにとどめる場合もあります。抄訳の時はその旨を明示します。
[日記原典]
"Charles Darwin's Beagle Diary" ed. by R.D.Keynes, Cambridge U.P., 1988.
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