ホームズ彗星(17P/Holmes)：さとふみのブログ：SSブログ

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ホームズ彗星(17P/Holmes)　[あれこれ] [編集]

先日10月24日から25日にかけて大増光(アウトバースト)して一般のニュースにもなったホームズ彗星(17P/Holmes)ですが、国立天文台が企画のページを設けています。

このホームズ彗星、地球からの距離が現在1.6天文単位(つまり地球と太陽の間の平均距離の1.6倍)のところにあって、増光の直前までは大体17等の明るさ(だいぶ暗い)だったのですが、上述の10月24日から増光が急激に進行し、25日の(日本での)明け方には2.9等という肉眼でも見える明るさに到達し、11月7日現在でも2等台の明るさを保っているとのことです。しかし拡散が進みつつあり、都市部で肉眼では見やすくはなくなっています。

上のわずかに尾の見える画像は次のページからのものです:
http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap071105.html

上の写真は次のベージからのものです:
http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap071117.html

ハッブル宇宙望遠鏡からのホームズ彗星..
http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap071128.html

国立天文台:
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20071102/
10/31撮影の動画(国立天文台):
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20071102/image/17p1031.wmv

夜空での位置:
http://www.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi?view=0&const=1

現在ペルセウス座にあって、午後8時頃だとカシオペア座の'W'形より北東寄りにやや地平線に延ばした位置にあるのですが、2等と言っても星のように点ではなく拡散した形になってぼんやりしているので、都会の中では双眼鏡で見るのが良いと思います。その場合は倍率の低い(7~10倍程度)ものの方が対象を探しやすいうえに手ぶれも少なくて有利です。口径が大きければなお良いです。
彗星の形状、日に日に拡散しつつあります。

軌道:

(彗星、地球、太陽のこの位置関係では尾が出ていてもむこう側になるようです。)