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GPSウォーキング [あれこれ]

GPSウォーキング [2010年10月25日に末尾部分に補記]

GPS(グローバル・ポジショニング・システム)は、最近では車のナビゲーションに使われたりして身近なものとなっています。これは原子時計を積んだ何機かの人工衛星からの時刻信号を受信機が受け取って、その時差によって受信機の地球上の位置を測るというものらしいですね。

(注: そもそも、"メートル(m)"という単位自体が、今では、真空中を光が 1/299792458 秒間(s)に進む距離、として定義されるわけで、メートル原器というのはもはや博物館的存在にすぎないとか。実際の衛星からの信号電波は真空中を伝播するわけではないのでこの値に補正が必要ではありますが。)

最近、パーソナルGPS受信機という小型のを手にいれて、私は主に歩く時に使ってみています。これを持つと、思わず早足になる傾向があって、健康に良いような気がします。ただ、時刻信号の電波は空から来るわけなので、上部を遮られない、いわゆる"明るい表通り"(歌のタイトル; 笑)を歩かないといけないので、この時期、日焼けすることはなはだしいです。
(注: PlaceEngineを搭載したものならこの点は解決出来ます。)

ある日の受信機の緯度・経度..

これをGoogleEarthで見てみると..

実際の受信機の位置が青印のところで、数値の付いた+印がGPS受信機で表示されていた緯度・経度に対応するGoogleEarthの示す地点。 この間10mも離れていません。これは実はもっと精確になってもいいのですが、この時は急いでいたので精度が最良のところまで上がってからの写真ではありませんでした。

(で、早速、新機能の地図貼付けを試みてみました。)

GPSスポット1


経験上、一般に、高いビルディングのある近くでは20m範囲程度まで精度が落ちるようですが、上空が十分に開けている所では1mから数十センチ範囲までと精度が高くなります。
(注: 「みんなの地図2」に附属しているGPS受信機も試してみてますが、これも使う場面によりますが、十分精度が高いようです。)


[2010年10月25日に補記]
その後、iPhone用のアプリに"Runmeter"といって、iPhoneのGPS受信機能を用いたものが出ていて、これは現在位置のほかそこまで辿った経路や距離、スピードが表示されるものです。かなり便利なもので、最近では私はこちらを使っています。

http://www.abvio.com/runmeter/
(アプリ"Runmeter"に関するページ)


タグ:GPS
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コメント 2

響(きょう)

こんにちは。^^
詳しく調べておられるのですね。
mを光の進む距離で測るのは、相対性理論と関係があるのでしょうか?

ガラス玉遊戯を紹介しています。^^

遊びに来てくれると嬉しいです。
by 響(きょう) (2007-05-16 18:45) 

さとふみ

長さは座標系によって変わるけれど、真空中の光速は物理定数として扱えるということなんでしょうね。
by さとふみ (2007-05-16 19:15) 

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