SSブログ

琵琶湖周航の歌の原曲 [音楽]

琵琶湖周航の歌の原曲

住んでいるところが近いということもあって、私は琵琶湖が大好きです。一時期私は5月にはいると、よく湖岸を自転車で走り回りました。西岸、東岸、南岸、北岸、それぞれに異なった様相を持っています。もちろん船で縦断することも出来ます。

ところで、"琵琶湖周航の歌"という歌があって、もともとは旧制三高を中心に歌われていたのですが、ここ30年程の間にだいぶ有名になりました。歌い方によってはかなり哀愁を帯びた曲調になるようです。作詞は小口太郎という人で、大正6年(1917年)の作だということなのですが、その原曲は吉田千秋という人の作曲した"ひつじぐさ"という曲らしいということを、
小菅宏著 "「琵琶湖周航の歌」誕生の謎"、日本放送出版協会、2004、
という本で最近知りました。

もともとかなり明るい曲想の楽曲だったことが分かります。

耳コピーで歌い継がれるうちに短調系の色合いを帯びたんでしょうか。もっとも、今普及している形のは必ずしも短調ではありませんが、わずかに細部でことなるヴァージョンもありますけれど、それらは底抜けとも言える原曲の明るさではなく、やや陰影を帯びたものではあるようです。
琵琶湖周航の歌は、琵琶湖に限らず船に乗っている時に歌うのが私は好きです。リズム感が船の揺れ方にピッタリ合うんですね。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0