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大暑 [あれこれ]

 暑中お見舞い申し上げます 

2023年7月23日は、 二十四節気の 大暑 の日です。

この日太陽の黄経が120度となります(10時50分[JST])。黄道座標(黄道面に照して天球上の位置を表示する座標)において 太陽が春分点から測って経度120度の点を通過します。  

地球中心から見るものとして定められたみかけの天球の赤道座標では、太陽は北半球にあり、その赤緯(赤道座標における緯度)はこの大暑の日には20度13分の値をとります。地球(地心)から見る太陽は日々天球上で南下してゆきます。

二十四節気、次の節目は8月8日の立秋です。

金星はまだ宵の明星ですがこの大暑の頃にはスカイラインによっては日没後でも見えにくい状態となっています。8月13日に軌道上の動きとしては内合(注)となり、その後は明けの明星に移ります。
(注) 金星の「内合」とは金星がその軌道上で地球から見て太陽のこちら側で太陽と同一方向に位置することを意味します。同一方向と言う場合は黄道座標に参照する方法と赤道座標に参照するものとがあり、本文では黄道座標での日付を言っています。赤道座標に参照した場合の内合は8月12日となります。黄道と赤道は春分点で斜めに交差してますので、それゆえ金星が太陽のちょうど中心を横切るように見える場合以外は若干の相違が生じます。
参考: https://youtu.be/g3OucpT0ArU





source→ 
国立天文台のページ(2023年[令和5年])★

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