白露 [あれこれ]
2021年9月7日は、 二十四節気の 白露 の日です。
この日太陽の黄経が165度となります(18時53分[JST])。これはすなわち黄道座標(黄道面を参照して天球上の位置を表示する座標)において 太陽が春分点から測って経度165度の点を通過するということです。
地球から見るみかけの天球の赤道座標では、太陽は北半球にあり、その赤緯(赤道座標における緯度)はこの白露の頃に5度54分19秒の値を通過し、地球(地心)から見る太陽は、次の節目である秋分(9月23日)までの間は天球の北半球において南下してゆきます。
金星は宵の明星です。今年の年末までは太陽の東側に (つまり日没に遅れて金星が地平線に沈むという位置関係で) それほど高くはない位置に見えるでしょう。
参考動画:
金星の動き-2021年3月~2022年3月(アストロアーツ / AstroArts Inc.)
https://youtu.be/OkrpcNUwZ7k
夕方の金星の見え方(2021年5月〜12月) (アストロアーツ / AstroArts Inc.)
https://youtu.be/WUny9bZN3mQ
今後さらに秋が進むにつれて、台風への警戒も必要になってくるかと思います。平穏であることを願います。
二十四節気、次の節目は9月23日の秋分です。
source→ ★国立天文台のページ(2021年[令和3年])★
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