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コーヒー [フード&ドリンク]







上の画像は喫茶店で出されているコーヒーのものです。

下のほうはトルコ式コーヒーというもので、コーヒー豆を挽いた粉を布や紙で濾していません。つまり右に見える容器、つまりジェズヴェ(Cezve)と呼ばれる小鍋に挽いたコーヒー豆の粉がそのまま入っています。
こうしたトルコ式コーヒー、私もこの画像にあるジェズヴェ(Cezve)と呼ばれる独特の小鍋を持っていて自宅で飲む機会が多くあります。 トルコ式コーヒーの場合、ポイントは、"泡"です。水に極細挽きのコーヒー粉をいれて、この小鍋(ジェズヴェ)でかき混ぜながら弱火で加熱して行くと、次第に表面に泡が出てきます。あたかも煮物の際の"あく"のような感じです。 ところがこれを捨ててはいけません。泡をスプーンですくいとり、小さなカップに移し取ります。コーヒーの方はこの段階ではまだ加熱が足りないので温め続けます。沸騰直前で火からおろして落ち着くのを待ち、上澄みをしずかにさきほどのカップに注ぎます。そして、落ち着いてからしずかに上澄みを泡と一緒に飲むわけです。泡が香り高くかつクリーミーなのです。(泡をすくい取らずにそのままカップに移してしまうと、クリーミーな味わいと香りが出てきません。)

turkisher.jpg




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palette

ジャカルタでコーヒードリップの道具を買おうと探したのですが、なかなか見つからないのです。コーヒーの豆と粉はたくさん売っているのに。そのわけがやっとわかりました。漉さないで、こんなふうに飲んでいるのかもしれないですね。
by palette (2009-04-23 08:45) 

さとふみ

トルコ式はアラビア式に近いもので、どうやらイスラム圏ではこういった方式が主流なのかもしれませんね。なおトルコ式では砂糖を使う場合もあるようです。
by さとふみ (2009-04-23 09:35) 

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