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ラルフ・カークパトリック (クラヴィコード) [J.S.Bach]

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今日は、ここのところ聴いている同じ曲、すなわち平均律クラヴィア曲集第I集のニ短調で書かれた前奏曲とフーガ ですが、ピアノの演奏ではなく、クラヴィコード(Clavichord)という古い楽器による演奏です。
J.S.バッハも自宅ではこのタイプの楽器を弾いていたと云われるもので、言うまでもありませんがハープシコードとは異なった楽器です。そのハープシコードも古い楽器ですが、実際に自分で音を出してみれば、その繊細な華やかさの素晴らしさが感じられる一方で、その反面として、まったくの主観ですが、CD音源化されたハープシコードの音は私はあまり好きではありません。他方でクラヴィコードの実際の感触と音の方は私には未知です。音量は小さめのものだそうです。CDでは捉えきれないかなり繊細な音が出るのではないでしょうか。とは言っても、CDでも繰り返し聞く事によってじんわりと味わいが出て来るように感じます。
耳慣れない楽器音の第一印象だけで判断せず、じっくり聞き込めばその素晴らしい演奏が分かるように思います。 演奏しているのは ラルフ・カークパトリック(Ralph Kirkpatrick)です。


J.S.バッハ、『平均律クラヴィア曲集 I 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV851』の 前奏曲..


同上の フーガ(3声)..



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