自然選択は"綿毛状" [あれこれ]
自然選択は綿毛状(ファジー)
すでに半年以上もまえになりますが、次のような記事が新聞に載ったことがあります。
(注: このAsahiの記事はすでに表示期限切れでネット上にはありませんので画像で載せてます。)
これによれば、DNA配列(つまりは遺伝子)が同じでもその表現型としての毛の模様は一般には相違するということになります。 こういった場合はライオニゼーションと呼ばれるX染色体の不活性化が働くことによるとされています。 で、私が思ったのは次のことです、つまり、
(I) 遺伝子型(DNA配列)が同じでもそれが表現型(具体的には毛の模様)には一義的に反映されない、
(II) もし自然選択は表現系にたいしてはたらくと考えて良いものなら、
それはすなわち、
(III) 遺伝子型にたいする自然選択とはずいぶんファジーな(fuzzy; 綿毛状の、または、あいまいな)ものということになる。
今日はこれだけです。 お粗末な駄洒落でした。
(ウッ、さむっ。)
(画像は上でとりあげた記事とは直接の関係はありません。)
ぬこ!( ̄ω ̄)暖かそうですね。
by moonrabbit (2007-05-07 01:08)